ワクチン試験で エボラ予防に100%効果
WHO(=世界保健機関)は先月31日、エボラ出血熱に対するワクチンの臨床試験で「100%の効果がある」との暫定結果が出たことを明らかにした。
このワクチンはカナダ政府が開発し、WHOなどがギニアで4000人を対象に臨床試験を行っていた「VSV-EBOVワクチン」で、WHOは100%の予防効果が期待できると発表した。
WHO担当者「現在このワクチンを投与された者にはエボラ出血熱の感染者がゼロであることから、100%の予防効果があると分析されている」
WHOはこれからも臨床試験を続け、17歳以下にも効果があるのかなど、このワクチンの有効性を調べるとしている。