国外避難は215万人以上 厳しい寒さで体調を崩す子どもや高齢者も
ウクライナから国外に避難した人は、215万人を超えました。現地は厳しい寒さが続いていて、体調を崩す子どもや高齢者が増え、医療ボランティアの活動も行われています。
避難してきた女性「子どもがとても寒がっていて、できるだけ暖かい服を着させて何とか我慢しました」
雪が降り続く中、次々と国境を越えてくるウクライナの人々。日中でも気温が氷点下となるなど、過酷な環境下での避難を強いられています。
体調を崩す子どもや高齢者が増えていることを受け、国境近くでは、ポーランドやフランスの医療ボランティアが活動を開始しました。
医療ボランティア「低体温症や凍傷などのケースが大半です。暖かい毛布やコートを提供し、テントで温まってもらっています」
国連によりますと、ウクライナから国外に避難した人は、215万人以上にのぼっています。