中国の中央銀行にあたる中国人民銀行は１３日も、通貨「人民元」の為替レートを引き下げた。これで３日連続となる。

　中国人民銀行は、人民元の対アメリカドルの基準値を１２日に比べて１．１１％引き下げ、１ドル＝６．４０１０元に設定した。切り下げは３日連続で、ドルとの取引レートは約４．６６％下がったことになる。輸出の競争力を高めるための元安誘導が続いているとみられる。

　一方で、中国人民銀行は、「大幅に下がり続けることはない」としている。