日経平均、人民元切り下げ響き大幅安
8月12日の東京株式市場で、日経平均株価は大きく値を下げた。日経平均株価の終値は前日比327円98銭安い2万392円77銭。
中国人民銀行が11日に引き続き人民元の基準を切り下げ、中国の景気が減速しているとの懸念が広がっていることから、日経平均株価は一時、400円以上値を下げた。午後には中国で重要な経済指標が相次ぎ発表され、7月の小売売上高や工業生産高の増加率は前の月より鈍化したが、これに対する市場の反応は限定的だった。
東証1部の売買代金は、概算で3兆373億円。東証1部の売買高は、概算で25億3969万株。