上海市場 利下げから一夜、小幅上昇で開始
金融緩和政策として政策金利の引き下げを発表した中国だが、26日の上海の株式市場は小幅な上昇で始まった。
上海株式市場では、株価を表す指標である総合指数が25日の終値に比べて0.53%の上昇で取引を開始。株価は上げ下げを繰り返し、午前11時25分現在は1.69%の下落となっている。
上海株式市場は25日まで4営業日連続で下落が続いていたが、中国の中央銀行にあたる中国人民銀行が25日夜、金融緩和政策として、政策金利の引き下げを発表。
専門家は、利下げなどの効果で株価の大幅な上昇も期待されたが、現時点では市場にとって大きなプラス材料とは判断されていないと分析している。