米銃殺犯なぜ解雇?同僚に十字架渡し予告も
アメリカ・バージニア州で26日、テレビの生中継を行っていたリポーターとカメラマンが銃撃されて死亡した事件で、2人が所属していた地元テレビ局が会見を行い、元同僚だった容疑者が解雇された詳しい経緯を明らかにした。
地元テレビ局によると、ベスター・フラナガン容疑者(41)は2013年、原稿をチェックする立場にあったキャスターに文句を言うなど、勤務態度に問題が重なり、解雇されたという。
容疑者が働いていたテレビ局幹部「(解雇を告げると)フラナガン容疑者は怒り、『トップニュースになる騒ぎを起こすから警察を呼んだほうがいい』と言った。到着した警察はフラナガン容疑者を建物から退去させた」
また、その際に、殺害されたカメラマンに軽蔑的な発言をしたほか、居合わせた同僚のディレクターに木製の十字架を渡し、「これが必要になるだろう」と言ったという。