モスクでクレーン倒れ107人死亡 メッカ
イスラム教の聖地、中東・サウジアラビアのメッカで11日、世界最大級のイスラム教の礼拝所・モスクに工事用のクレーンが直撃する事故があり、少なくとも107人が死亡した。
ロイター通信などによると、メッカで11日、工事用のクレーン1基が倒れ、世界最大級のモスク、グランドモスクの天井を直撃した。この事故で、少なくとも107人が死亡し、約240人がケガをした。原因はわかっていないが、当時は暴風雨だったという。
今月下旬にはイスラム教の重要行事・大巡礼が始まる予定だが、メッカのグランドモスクはその中心地であることから、大勢の巡礼者を迎え入れるための拡張工事が行われていた。