あわや邦人女性も…フィリピンで4人拉致
フィリピン南部サマル島のホテルを21日夜、武装グループが襲撃し、外国人宿泊客ら4人を拉致した。近くにいた日本人女性も拉致されそうになり、頭に軽いケガをした。
フィリピン警察によると、銃で武装したグループが21日夜遅く、ボートでホテルの船着き場に乗り付け、ホテル関係者のノルウェー人男性とカナダ人の宿泊客2人、そしてフィリピン人女性のあわせて4人を連れ去った。
武装グループは、近くにいた日本人女性も連れ去ろうとしたが、女性は抵抗し、その場から逃れたという。女性は頭に軽いケガをし、病院に搬送されたという。
武装グループの目的はわかっていないが、フィリピン南部ではイスラム過激派組織「アブ・サヤフ」による身代金目的の拉致事件がたびたび起きている。