２０人が死亡したタイの爆弾テロ事件で、警察は２６日、実行犯と断定した男を立ち会わせ、爆発現場などで実況見分を行った。

　警察はすでに逮捕していたアデム・カラダク容疑者が爆弾の入ったリュックサックを現場に置いた実行犯と断定、殺人などの疑いで逮捕状を取っている。アデム容疑者は爆弾を置いたことを認めていて、オートバイのタクシーで近くの公園に逃走した後、防犯カメラに映っていた黄色いＴシャツを着替えて、アジトのアパートに戻ったと供述している。

　警察は、アデム容疑者を含む１７人の逮捕状を取っていて、依然逃走している１５人の行方を追っている。