国連総会に出席するため、アメリカ・ニューヨークを訪れている安倍首相が２７日、各国の首脳らを招いた和食パーティーを開き、日本の食文化をアピールした。

　パーティーは、和食の魅力を世界に発信しようと、日本の国連大使公邸で２７日に行われた。法被姿で現れた安倍首相は、約２５０人の首脳らを前に、地元・山口県の日本酒で乾杯の音頭をとった。

　安倍首相「きょうはたくさんの皆様にお集まり頂きました。その気持ちを表して法被を着てハッピーということで」

　パーティーの演出はファッションデザイナーのコシノジュンコさんが担当し、メーンディッシュはすしだった。

　日本から呼びよせたすし職人が目の前で和牛や京都の漬けものなどを使った創作すしを握ると、各国首脳らは鮮やかな彩りを写真に収めるなどしながら日本の味を堪能していた。