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VW排ガス不正 韓国政府が調査開始

2015年10月1日 21:47
VW排ガス不正 韓国政府が調査開始

 ドイツのフォルクスワーゲンが排ガスのデータを不正操作し、検査をすり抜けていた問題で、韓国政府は1日から、韓国内で販売された車両で、同様の不正が行われていなかったかどうかの調査を始めた。

 韓国環境省は韓国内で販売されているフォルクスワーゲングループの5車種を室内の走行施設で走らせて、排ガスを採取した。今後、実際に道路を走った際に出た有害物質の排出量と比較し、不正操作が行われているか、調べることにしている。来月中旬にも結果を発表し、不正が確認された場合、販売停止や課徴金などの措置を検討している。

 一方、フォルクスワーゲンの韓国法人は、韓国内で販売された問題のディーゼル車が12万台に上り、近くリコールを行うことを明らかにした。