金第1書記 談話で「核開発の強化」訴える
北朝鮮は、今月10日に労働党創立70年の節目を迎える。これを前に金正恩第1書記が談話を発表し、核開発を強化する姿勢を改めて強調した。
金第1書記は6日付の「労働新聞」に掲載された談話で、「核抑止力を中心とする強い防衛力によって社会主義国家の建設を進め、繁栄を遂げた」と評価した。その上で、「最先端の武器をさらに多く作り出し、核抑止力を絶えず強化して戦う準備を、徹底的に整えなければならない」と述べ、ミサイルや核開発を強化する姿勢を改めて強調した。
一方、北朝鮮が示唆しているミサイルの発射や核実験について、アメリカの研究機関は、衛星写真を分析した結果として、「95%の確率で10日までには行われない」という見方を示した。