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北ミサイル発射施設に目立った動きなし

2015年9月16日 13:20

 北朝鮮が来月10日に長距離ミサイルの発射を示唆したことについてアメリカの研究機関は15日、北朝鮮北西部のミサイル発射施設で目立った動きは確認できないという分析を明らかにした。

 北朝鮮研究機関「38ノース」は今月6日に撮影した北朝鮮・北西部にある東倉里のミサイル発射施設の衛星写真を公表した。発射台は覆いで隠され、その近くではほとんど動きがみられないとしている。

 北朝鮮は、来月10日の労働党創立70年の節目にあわせて長距離弾道ミサイルの発射を行う可能性を示唆している。しかし「38ノース」は、「ミサイルの点検などの事前作業がまだ始まっていなければ、来月中旬の発射は疑わしい」と分析した。

 一方で、2012年12月に長距離弾道ミサイルを発射した手順を踏襲すれば、発射できる可能性もあると指摘している。