北ミサイル示唆も「特別な動きはない」韓国
北朝鮮は、来月10日の労働党創立70年の節目に合わせて長距離弾道ミサイルの発射を行う可能性を示唆した。
北朝鮮の国家宇宙開発局長は新たな人工衛星の開発が最終段階にあることを明らかにし、「世界は空高く打ち上げられる衛星を見ることになるだろう」と述べた。来月10日の労働党創立70年に合わせ、事実上の長距離ミサイルを発射する可能性を示唆したもの。
韓国国防省の報道官は15日、「これまでのところ特別な動きは見られない」と述べる一方で、北朝鮮北西部のミサイル発射施設で、より大型のミサイルを発射できるようにするための工事は仕上げの段階に入っているという見方を示した。
各国は国連安全保障理事会の決議に違反していると反発している。