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経済界トップ“6年ぶり”中国首相と会談へ

2015年11月4日 12:48

 経団連などの経済界のトップらが参加する「日中経済協会」の訪問団が4日午後、北京で中国の李克強首相と会談することが決まった。訪問団が中国の首相と会談するのは、約6年ぶりのこと。

 訪問団は2日から中国を訪問し、経団連の榊原会長や日本商工会議所の三村会頭らが、中国の経済部門の高官らと相次いで会談した。さらに、4日午後、北京の人民大会堂で李克強首相と会談することが決まった。

 最近の日中関係の冷え込みなどを背景に、中国の国家主席や首相との会談は見送られてきていて、首相との会談は約6年ぶり。訪中団としては、李克強首相に日中関係の改善を促すとともに、中国経済の先行きへの懸念が広がる中、経済運営の方針を直接、確認したい考え。