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露が報復 「イスラム国」にミサイル攻撃

2015年11月18日 0:26
露が報復 「イスラム国」にミサイル攻撃

 エジプトで先月31日に墜落したロシア機について、ロシア政府は爆発物によるテロだったと断定し、報復として過激派組織「イスラム国」が“首都”と位置づけるシリアのラッカなどを巡航ミサイルなどで攻撃した。

 ロシア連邦保安庁によると、墜落したロシア機の機体などの残骸を鑑定した結果、爆発物の痕跡が見つかったという。連邦保安庁は「TNT火薬に換算すると、重さ1キロほどの火薬の手製の爆弾が爆発した」という見方を示し、テロによる墜落と断定した。

 報告を受けたプーチン大統領は、「イスラム国」への空爆を強化する考えを表明。ロシア国防省は17日、ラッカなどを巡航ミサイルなどで攻撃したことを明らかにした。

 ロシアの攻撃については「主な標的が『イスラム国』ではない」との批判が出ていたが、今回は「イスラム国」を狙ったことを明確にした形。