トルコ爆弾テロ 「イスラム国」など関与か
97人が死亡したトルコの首都アンカラで起きた爆弾テロ事件について、トルコの首相は14日、過激派組織「イスラム国」とクルド人の反政府武装組織PKKが事件に関与した可能性が高いと明らかにした。
ダウトオール首相は14日の記者会見で、「ツイッターの情報から、『イスラム国』とPKKが事件に関与した可能性が高い」と述べた。事件前に、テロを予告する内容の書き込みが短文投稿サイトのツイッターに複数投稿されていて、この投稿者の情報などを分析したものとみられる。
一方、地元メディアによると、警察は14日、PKKのメンバー2人を拘束。2人は事件の9時間前、「アンカラで爆発が起きるだろう」とツイッター上に書き込んだ疑いがあるという。