ロシア機墜落 爆発物によるテロと断定
エジプトで墜落したロシア機について、ロシア政府は日本時間17日午後、爆発物によるテロだったと断定した。
ロシア連邦保安庁のボルトニコフ長官は、調査結果をプーチン大統領に報告した。先月31日にエジプトのシナイ半島で墜落したロシア機の機体や荷物などの残骸を鑑定した結果、ロシア国外で生産された爆発物の痕跡が見つかったという。
ボルトニコフ長官は、「TNT火薬に換算すると重さ1キロほどの火薬を使った手製の爆弾が爆発した」という見方を示し、テロによる墜落と断定した。
プーチン大統領は、「犯罪者が地球のどこにいても我々が見つけて処罰する」と述べ、過激派組織「イスラム国」への空爆を強化する考えを強調した。