VW排ガス不正 部品大手のボッシュを調査
ドイツの自動車メーカー「フォルクスワーゲン」が排ガス検査を不正に逃れていた問題で、アメリカの捜査当局が自動車部品の世界最大手「ボッシュ」の調査を進めていることがわかった。
これは19日、ロイター通信が関係者の話として伝えたもの。ドイツのボッシュは、排ガス検査を不正に逃れていたフォルクスワーゲンの6車種とアウディの1車種について、搭載されているディーゼルエンジンの主要部分を製造していた。このため、ボッシュが不正に関与していなかったか調べているものだが、調査はまだ初期段階にあり証拠は見つかっていないという。
ロイター通信の取材に対し、ボッシュはコメントを避けているという。