同時テロ“首謀者” 5日後にもテロ計画
フランスのパリで起きた同時多発テロの首謀者とされる男が、事件の5日後に別のテロを計画していたことが分かった。
検察当局は、同時テロの首謀者とされるアバウッド容疑者が今月18日か19日に、パリに隣接する新興ビジネス街、ラ・デファンス地区で別のテロを計画していたと発表した。
アバウッド容疑者は、18日に潜伏していたパリ郊外で警察との銃撃戦の際に死亡しており、これは新たなテロの直前だったことになる。
一方、ベルギー検察は24日、同時多発テロに関与し逃走を続けているサラ・アブデスラム容疑者と事件前に行動をともにしていたとして、モハメド・アブリニ容疑者を新たに国際手配した。テロで使われた車からアブリニ容疑者のDNAが検出されていて、当局が関連を調べている。