VW排ガス不正、韓国でも…課徴金15億円
ドイツの自動車メーカー「フォルクスワーゲン」が排ガス検査を不正に逃れていた問題で、韓国でも不正が確認され、韓国政府は26日、15億円の課徴金支払いを命じたことを明らかにした。
韓国の環境省は、国内で販売されたフォルクスワーゲングループのディーゼル車のうち6車種を調査した。このうち1つの車種のエンジンで不正が確認され、実際に道路を走ると基準値の31倍もの有害物質が排出されたという。
環境省はフォルクスワーゲンの韓国法人に対し、不正なエンジンを搭載した約12万5000台のリコールと約15億円の課徴金支払いを命じた。今後、日本を含む他のメーカーのディーゼル車についても、不正が行われていないか調査することにしている。