ノーベル博物館 恒例の展示始まる
ノーベル賞の授賞式が10日にスウェーデン・ストックホルムで行われるのを前に、現地の博物館では毎年恒例の展示会が始まった。
物理学賞に選ばれた東京大学の梶田隆章教授が、質量があることを証明した「ニュートリノ」のイメージを表現した作品も展示されている。
また、生理学・医学賞には「河川盲目症など寄生虫によって引きおこされる病気の治療薬を開発した」として、北里大学の大村智特別栄誉教授が選ばれているが、選考にあたった委員が4日、NNNの取材に対し、授賞理由について話した。
レンダール委員「開発した治療薬を使えば、(寄生虫が原因の)病気を根絶できる」「彼の研究は多くの命を救っただけではなく、世界中の人の生活の質までも高めた」
大村教授は5日、ストックホルムに到着する予定。