仏・統一地方選“決選” 極右政党、伸びず
フランスで13日、統一地方選挙の決選投票が行われ、先週の1回目の投票で最高の得票率を獲得した極右政党は、どの州でも第一党にならない見通し。
AFP通信によると、出口調査の結果、極右政党・国民戦線はいずれの選挙区でも第一党とならない模様であることが分かった。先週行われた一次投票では国民戦線が最多得票で、今回の決選投票の行方が注目されていた。
決選投票では政権与党の社会党を含む左派連合と最大野党の共和党が選挙協力を行い、候補を一本化するなどして国民戦線が票を伸ばさないよう働きかけを行ったという。
国民戦線はシリアなどからの移民や難民の受け入れに反対の立場で、支持を拡大させていた。