アメリカのオバマ大統領が再来年１月までの任期中にキューバを訪問する可能性に言及した。

　これは、１４日に配信されたヤフーニュースのインタビューで、述べたもので、オバマ大統領はキューバ訪問に「大いに関心がある」とした上で、その条件に触れた。

　オバマ大統領「もし、キューバ国民の自由が拡大したと断言できれば、私はキューバを訪問したい」

　アメリカとキューバは半世紀以上続いた国交断絶を経て、今年７月、国交を回復した。しかし、アメリカ国内にはキューバの民主化が不十分だとして、関係改善に批判的な意見も根強くある。オバマ大統領としてはキューバ側に人権状況の改善を促すとともに、歴史的な訪問を実現して自らの成果としたい考え。