FIFA会長・副会長、8年間の活動禁止に
FIFA(=国際サッカー連盟)の倫理委員会は21日、ブラッター会長とプラティニ副会長について、サッカーに関係する活動を8年間禁止する処分を発表した。
この問題は4年前、ブラッター会長からプラティニ氏に対して法的根拠のない報酬約2億4000万円が不正に支払われたとされるもの。
FIFAは21日、ブラッター氏とプラティニ氏について、サッカーに関係する活動を8年間禁止し、罰金としてブラッター会長には約600万円、プラティニ氏には約1000万円を科す処分を発表した。
発表後、ブラッター氏は会見を開き、いわゆる紳士協定に基づく正当な支払いであるとして、スポーツ仲裁裁判所などに対して不服を申し立てる方針を明らかにした。
ブラッター会長「自分自身とFIFAのために戦う。なぜ8年間活動を禁じられるのだ」
ブラッター氏はすでに会長を辞任することが決まっていて、プラティニ氏は後任に立候補する意向だが、会長選が行われる2月までに処分が解除されないことから、立候補は認められない見込み。