印首相、パキスタンを電撃訪問し首脳会談
インドのモディ首相が25日、カシミール地方の領有権などを巡り対立を続けているパキスタンを電撃訪問した。
ロシアとアフガニスタンを歴訪後、帰国途中だったインドのモディ首相は25日、パキスタンを訪問し、シャリフ首相と会談した。パキスタン政府などによるとモディ首相のパキスタン訪問は当初予定されておらず、この日、誕生日を迎えたシャリフ首相にモディ首相が電話をかけた際に決まったという。
インドとパキスタンは、カシミール地方の領有権などを巡り対立しているが、今月、インドの外相がパキスタンでシャリフ首相と会談するなど、関係改善に向けた動きを進めていた。インドの首相がパキスタンを訪問するのは、約12年ぶりで、両首脳は関係改善に向け対話を続けるとしている。