韓国国防相“水爆実験”「確認難しかった」
北朝鮮が6日、水爆実験に成功したと発表したことについて、韓国の国防省は7日、「爆発の威力は前回2013年の核実験のときよりも小規模」との分析を示した。
韓国国防省の報道官「第3回の核実験よりも威力が大きくないという点を考慮すれば、実験の成功や失敗、核物質の成分や実験の方式などについて、追加的分析に相当の時間がかかるでしょう」
国防省報道官は2013年2月の前回の核実験よりも、爆発の威力は小さかったとの分析を示した。また、軍関係者は「本当に水爆実験だとしたら、爆発が小さすぎて失敗している。原爆と水爆の間の段階である、いわゆる強化型原爆だとしても失敗だ」と話している。
また、一部メディアは政府が事前に察知できなかったことを批判しているが、韓民求国防相は「今回の実験は従来の地下の坑道から枝分かれした、さらに先で行われた。必要最小限の装置しか使っておらず、確認が難しかった」と説明した。
また、アメリカ・オバマ大統領と朴槿恵大統領は電話会談を行い、国連安保理で強力な決議が採択されるよう協力していくことを確認した。