児童ら21人が死亡の“銃乱射事件” 当時の映像を公開 銃声が2分以上も… アメリカ
アメリカ・テキサス州の小学校で今年5月、男が銃を乱射した事件で、当時の防犯カメラの映像が明らかになりました。映像では、2分以上も銃声が続いていました。
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今年5月、アメリカ・テキサス州の小学校で、18歳の高校生が銃を乱射し、児童ら21人が死亡した事件。その瞬間をとらえた映像を、地元紙がウェブサイトに公開しました。
18歳の男は小学校に走って入っていきました。廊下を歩く男の手にはライフル銃がありました。
そして、男は、事件が起きた教室へと向かいました。そこに、廊下の別の方向から、小学生の男の子がやってきました。すると、次の瞬間、銃声が鳴り響き、男の子は走って逃げました。銃声は2分以上も続きました。
その後、警察官が到着しました。防弾チョッキを着た警察官は、銃を構えながらも、廊下で待機を続けました。警察が教室に突入したのは、男が校舎に侵入してから77分後でした。警察の突入まで1時間以上かかったことについて、アメリカでは批判が高まっています。