中国GDP+6.9% 25年ぶりの低水準
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中国の去年のGDP(=国内総生産)の成長率が発表され、前年比6.9%のプラスとなった。25年ぶりの低い伸び率で、中国経済の減速がより鮮明となった形。
中国国家統計局が19日午前に発表した2015年のGDPの実質成長率は前年比6.9%のプラスだった。25年ぶりの低い水準で、中国政府が目標としていた7%を下回ったが、中国国家統計局は「戦略的目標には達していて、中国経済の構造改革の苦難の期にあり得難いものだ」と説明している。
背景には世界的な経済の落ち込みによる輸出入の伸び悩み、また中国国内の不動産市場や企業の設備投資の冷え込みがある。専門家からは、中国経済は今後も拡大を続けるものの、より緩やかな伸びになるとの見方が出ている。