元慰安婦18人中14人が合意に“肯定的”
慰安婦問題の解決に向けた日本と韓国の合意について、韓国の外務省は4日、元慰安婦18人から意見を聞き取った結果、14人が肯定的な評価を示したと明らかにした。
これは、韓国外務省が、支援団体と離れて個別に暮らす元慰安婦18人に意見を聞いたもので、4人が「安倍首相の直接の謝罪がない」などと答えたものの、残りの14人は「政府の努力を評価する」など肯定的だったという。韓国政府としては、元慰安婦の肯定的な反応を強調することで、国民に合意への理解を求めたい考えもあるものとみられる。
一方で、支援団体の施設で暮らしている別の元慰安婦14人は依然として合意に強く反発したままで、韓国政府は今後も説得を続けるとしている。