米軍が「イスラム国」空爆 40人以上殺害
アメリカ軍は19日、北アフリカのリビアで過激派組織「イスラム国」に対する空爆を行い、40人以上を殺害した。
リビア西部のサブラタで19日、アメリカ軍が「イスラム国」の訓練施設に対する空爆を行った。ロイター通信によると、この攻撃で40人以上が殺害されたという。
この空爆作戦は、「イスラム国」のチュニジア人幹部を標的に行ったもので、この幹部は去年、日本人を含む外国人観光客が犠牲になったチュニジアの博物館襲撃事件などに関わった可能性があるという。
リビアは2011年の民主化運動「アラブの春」以降、国家分裂状態となっていて、混乱に乗じて「イスラム国」が勢力を拡大。「イスラム国」の訓練キャンプも数多く存在している。