トルコテロ クルド人武装組織が犯行声明
28人が死亡したトルコの首都・アンカラの爆弾テロ事件で、クルド人の武装組織が19日、犯行声明を出した。
この事件はアンカラで17日、軍の兵士を乗せたバスの近くで爆発が起き、兵士ら28人が死亡したもの。この爆発について、クルド人の武装組織「クルド解放のタカ」が19日、インターネット上に犯行声明を出し、「エルドアン大統領のクルド人弾圧政策に反発する」などと主張した。爆発は1989年生まれのトルコ人による犯行だとしていて、さらなる攻撃も示唆している。
「クルド解放のタカ」はトルコ政府と対立する武装組織、PKK(=クルド労働者党)の関連組織とされているが、現在は「関係を解消した」と主張している。トルコ政府はこれまでPKKなどが関与しているとの見方を示していた。