トルコ首相「クルド系武装組織によるテロ」
トルコの首都・アンカラで28人が死亡した爆発事件で、ダウトオール首相は18日、シリアのクルド系武装組織による自爆テロとの見方を示した。
この事件はアンカラで17日、軍の兵士を乗せたバスの近くで爆発が起き、兵士ら28人が死亡したもの。ダウトオール首相は18日、犯行はシリアのクルド系武装組織のメンバーによる自爆テロだと述べた。さらに、背後にはトルコのクルド系反政府武装組織がいると指摘した。
また、エルドアン大統領は関係者14人を拘束したことを明らかにした。しかし、シリアのクルド系武装組織は関与を否定している。
一方、トルコ南部・ディヤルバクル県で18日、軍の関係者を乗せた車を狙ったとみられる爆発があり、兵士6人が死亡した。