トルコ 米総領事館自爆テロ計画で男逮捕
トルコで15日、イスタンブールにあるアメリカ総領事館への自爆テロを企てたとして過激派組織「イスラム国」の戦闘員とみられる男が逮捕された。
ロイター通信によると、トルコ当局は15日、南部カフラマンマラシュのバス停で、「イスラム国」の戦闘員とみられるシリア人の男を拘束し、逮捕した。
地元メディアは、この男がイスタンブールのアメリカ総領事館への自爆テロを企てていたと伝えた。総領事館は先週、治安上の脅威を理由に業務を停止していたほか、首都アンカラにあるアメリカ大使館も、14日と15日、業務を縮小していた。
トルコでは今年10月、アンカラで自爆テロが起き、100人以上が死亡。「イスラム国」の関与が指摘され、当局は、過激派の取り締まりを強化している。