米司令官 辺野古移設「25年までに完了」
沖縄県のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設についてアメリカ太平洋軍のハリス司令官が23日、「予定より2年以上遅れており2025年までに完了する」との見方を示した。
これはアメリカ議会で開かれた公聴会での発言で、ハリス司令官は普天間基地の代替施設建設について「日本の責任であり、アメリカへの日本の義務だ」と述べた。
その上で、「すでに2年以上予定が遅れている。2023年までに完了すると考えていたが、現在は、2025年までの完了とみている」と述べた。
辺野古の海の埋め立てをめぐっては、沖縄県の翁長知事が埋め立て承認を取り消すなど国と県との間で対立が続いている。