台湾・慰安婦記念館の看板除幕式
台湾で今年9月に女性人権団体が慰安婦の記念館をオープンさせるのを前に、8日、看板の除幕式が行われた。
台北市で8日午前に行われた除幕式には、元慰安婦の女性らとともに、馬英九総統も参加した。女性人権団体によると、現在、台湾には3人の元慰安婦が生存しており、この記念館には慰安婦に関する資料などが展示されるという。
台湾政府は去年12月の、慰安婦に関する日韓合意を機に、日本に対して韓国と同等の謝罪と賠償を求めており、地元メディアなどによると、馬総統は式典で「慰安婦の問題は人道的な問題」などと話して、改めて謝罪と賠償を求めた。