今年６月から国際宇宙ステーションに滞在する日本人宇宙飛行士の大西卓哉さんがアメリカで会見し「打ち上げから帰還までのすべてが待ち遠しい」と心境を語った。

　大西卓哉さん「初めての宇宙飛行でとても楽しみです。打ち上げから帰還までのすべてが待ち遠しいです」

　約７年、訓練を受けてきた大西さんは宇宙船ソユーズの「レフトシーター」と呼ばれる船長のサポート役を務める。「ソユーズについて学ぶため大学生のように毎日午前２時まで勉強した」と話した。

　また一緒に滞在するアメリカとロシアの宇宙飛行士について「チームとしてどう動くかをお互い理解している。何も心配していない」とチームワークに自信を見せた。

　大西さんは来月ロシアに向かい最終訓練を受けたのち、６月から４か月間、国際宇宙ステーションに滞在し小型の人工衛星を宇宙に放出する任務などに当たる予定。