17日からEU首脳会議 難民への対応協議
シリアなどから押し寄せる難民や移民への対応を協議するため17日からEU(=ヨーロッパ連合)の首脳会議が開催される。事実上の出入り口となっているトルコとギリシャでどのような取り組みを行うかが最大の焦点。
現在、ギリシャ北部、隣接するマケドニアとの国境周辺には約1万人の難民らが足止めされていて、劣悪な環境もあり問題となっている。17日からのEU首脳会議では難民らの経由地となっているトルコも交えて対応を協議する予定。資金援助やEUとの関係強化と引き換えにギリシャに到着した難民を一旦全員トルコに送り返す案などについて合意を目指す。
会議は18日までだが、EU加盟国の間にも意見の隔たりがあり議論は紛糾することも懸念される。