難民らが川を渡りマケドニアへ…3人死亡
シリアなどからヨーロッパを目指す難民らがギリシャ北部の国境で足止めされている問題で、14日、一部のグループが川を渡り、AFP通信によると3人が流されて死亡した。
難民らはドイツなどを目指してギリシャに到着したものの、隣接するマケドニアなどが国境管理を厳しくしたため1万2000人が国境で足止めされている。
AFP通信によるとこのうち約1000人が14日、川を渡るなどしてマケドニアへ向かったが国境を越えたところでマケドニア軍に制止された。川を渡る際に流された人もいて、アフガニスタン人の妊婦ら3人が死亡、4人が病院に運ばれたという。
難民らは国境付近で寒さや劣悪な衛生環境にさらされており、病気もまん延するなど人権問題となっている。