中国 教科書の“尖閣諸島”の記述に反発
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来年4月から高校生が使用する教科書の検定作業が終わり、「竹島は日本固有の領土」、尖閣諸島は「日本固有の領土で領有権の問題はそもそも存在しない」とし、韓国と中国は、領土に関する記述に反発している。
外務省報道官「歪曲(わいきょく)された歴史観を盛り込んだ高校教科書を、またも検定で通過させたことを深く嘆き、即座に是正するよう要求する」
竹島の表記について韓国外務省は、「日本政府は歴史を直視し、日韓関係の新しいページを開くための努力をするべきだ」と主張。18日午後には日本大使館の鈴木総括公使を呼んで抗議した。
また、中国外務省は尖閣諸島について、「中国に領有権があるのは争いようもない事実」と反発、その上で、「問題の本質は日本側が歴史を正しく認識し、取り扱えるかである」と批判した。