竹島の日 政務官「日本固有の領土」強調
島根県が条例で定めた「竹島の日」の22日、島根・松江市で政府代表として内閣府の政務官も出席して記念式典が開かれた。
「竹島は歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も明らかに我が国固有の領土であり、竹島問題の解決は我が国の主権に関わる極めて重要な課題であります」-内閣府の酒井政務官は竹島の日の式典でこのように述べ、「竹島」が日本固有の領土であることを強調した。政務官の出席は4年連続となる。
また、島根県の溝口知事は、「去年11月には、3年半ぶりとなる日韓首脳会談が開かれるなど日韓関係に若干変化が出てきているが、政府には、外交交渉の場で竹島問題が話し合われるよう強く要望する」と述べていた。
また、22日午前には抗議のために訪れた韓国からの市民団体と日本の団体などが式典会場近くでもみ合いとなり、一時騒然としていた。