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韓国総選挙 焦点は与党の過半数獲得

2016年4月13日 13:03
韓国総選挙 焦点は与党の過半数獲得

 韓国では13日、4年に1度の総選挙の投票が行われている。任期が残り2年を切った朴槿恵政権の評価を問う選挙で、来年の大統領選挙をにらみ、与党が過半数を獲得できるかが焦点。

 総選挙は、国会の300の議席を争うもので、13日午前6時から投票が始まり、朴大統領も一票を投じた。争点は低迷する韓国経済の立て直しで、野党側は、若者の高い失業率や格差の拡大を「朴政権の失敗」と訴えている。

 一方、与党・セヌリ党は、公認候補を選ぶ過程で朴大統領に近いグループと距離を置くグループが対立。有権者から批判を浴びたが、過半数は獲得するとの見方が有力となっている。

 大勢は、13日深夜には判明する見通しで、選挙の結果は、任期が残り2年を切った朴大統領の求心力を左右するものとみられる。