平壌郊外で大規模な軍事演習の準備進む
北朝鮮は、36年ぶりとなる朝鮮労働党の党大会を来月6日に開催すると発表した。
朝鮮中央テレビ「(党中央委員会政治局は)朝鮮労働党第7回大会を2016年5月6日に革命の首都平壌で開会することを決定する」
労働党大会は北朝鮮の「最高指導機関」と位置づけられている。1980年以来36年ぶりとなる党大会の開催は、5年目に入った金正恩第1書記の体制確立を、国内外にアピールする場になるものとみられる。
一方、韓国軍によると、北朝鮮の平壌郊外では、大規模な軍事演習の準備が進んでいて、実際の大きさの半分ほどの韓国の大統領府の模型が設置されているという。
近く、この模型を攻撃する訓練が行われるとみられ、韓国軍は、「党大会を前に、韓国に対する敵意を高め内部結束を図る意図だ」と分析している。