あす北朝鮮党大会「正恩時代」幕開け宣言か
北朝鮮では、6日、朝鮮労働党大会が36年ぶりに行われる。大会では体制の安定が内外にアピールされ「金正恩時代」の本格的な幕開けを宣言する場になるとみられる。
平壌市内では党大会に向けた準備が本格化している。党大会では、核開発など、指導者となり5年目を迎えた金第1書記の業績が強調され、本格的な「金正恩時代」の幕開けが宣言されるとみられる。
金永南最高人民会議常任委員長「敬愛する金正恩同志は21世紀の太陽です」
労働新聞も金第1書記を「偉大な太陽」と称えていて、党大会に向けた偶像化も進められている。
こうした中、4日、平壌のデパートでは海外メディアに買い物をする市民の様子が公開された。
北朝鮮としては買い物客の様子を通じて経済の安定を示し、国際社会からの制裁の影響が出ていないことを強調する狙いがあるとみられる。