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“初外遊”スー・チー氏、ラオス訪問

2016年5月7日 3:55

 ミャンマーの事実上の最高指導者であるアウン・サン・スー・チー国家最高顧問兼外相が6日、東南アジアのラオスを訪問した。スー・チー氏の外遊は新政権発足後初めて。

 スー・チー氏はティン・チョー大統領とともに6日、ラオスを訪れ、ブンニャン国家主席らと会談した。今年3月に新政権が発足して以降、スー・チー氏が外遊するのは初めて。

 新政権発足後、日本の岸田外相や中国の王毅外相がミャンマーを訪れ、スー・チー氏の早期訪問を求めていたが、ASEAN(=東南アジア諸国連合)の今年の議長国のラオスを初の外遊先に選ぶことで、ASEAN重視の外交姿勢を示す狙いがあるとみられる。