ミャンマー次期大統領にスー・チー氏の側近
ミャンマーの議会は15日、アウン・サン・スー・チー氏の側近であるティン・チョー氏を次期大統領に選出した。
スー・チー氏が党首を務めるNLD(=国民民主連盟)が擁立したティン・チョー氏は慈善団体の幹部で、軍主導の政治が長く続いたミャンマーで、軍出身者以外が大統領になるのは約半世紀ぶり。
ティン・チョー氏は69歳で、スー・チー氏と長年行動を共にする側近として知られている。
憲法の規定上、大統領になれないスー・チー氏が側近を大統領に据えることで、事実上、自らが新政権を率いるとみられる。