スー・チー氏、国内和平の実現を訴え
ミャンマーの総選挙で圧勝した最大野党を率いるアウン・サン・スー・チー氏が4日、演説し、国内和平の実現を優先する考えを示した。
ミャンマーの独立記念日にあたる4日、スー・チー氏は最大都市ヤンゴンのNLD(=国民民主連盟)の本部で支持者らを前に演説した。
スー・チー氏は新政権には「和平を実現する責務がある」とし、長年にわたり続く少数民族武装勢力との停戦が最優先課題のひとつとの見方を示した。また、組閣に関してはNLD以外からも人材を登用することを示唆し、「国のために働く人物を選ぶ」と話した。
NLDが圧勝した総選挙の結果を受けた新議会は今月にも招集され、3月にもNLD主導の新政権が発足する見通し。