“品質に関わる指摘”ボーイング787出荷再開
アメリカの航空機大手ボーイングは10日、品質での指摘を受け停止していた787の出荷を規制当局の許可を得て再開しました。
ボーイングは10日、FAA(=アメリカ連邦航空局)から品質に関わる指摘を受け停止していたボーイング787の出荷を再開したことを明らかにしました。
アメリカの航空大手、アメリカン航空に納入し、納入は去年4月以来だということです。
「ドリームライナー」の名前で知られるボーイング787は、11年前に初号機がANAホールディングスに納入されました。
機体のおよそ35%に三菱重工をはじめとする日本メーカーが供給する部品が使われていて、出荷停止は日本の航空機産業にとっても打撃となっていました。