核兵器使用国としての「特別な責任」言及へ
アメリカのオバマ大統領は伊勢志摩サミット後に広島を訪問する際、短い声明を述べることがわかっているが、「核兵器を使用した唯一の国としての特別な責任」について言及する見通しであることがわかった。
オバマ大統領は、広島の平和公園で献花し短時間視察した後、数分間の声明を述べる予定。ホワイトハウスのシュルツ副報道官は20日、その内容について、核兵器を使用した唯一の国の立場から「特別な責任」について言及する見通しだと明らかにした。
シュルツ副報道官「大統領は戦争で犠牲になった方や核兵器を使用した唯一の国、アメリカの特別な責任について言及するだろう」
ホワイトハウス高官はこれまで、大統領の声明では謝罪は行わないとしていることから、どこまで踏み込んだ発言をするかが注目される。