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映画監督ら 米大統領に「被爆者面会を」

2016年5月24日 6:40
映画監督ら 米大統領に「被爆者面会を」

 核兵器の廃絶を訴えるアメリカの著名な映画監督や学者らが23日、オバマ大統領に向けて公開書簡を発表し、広島訪問の際に被爆者と面会するよう求めた。

 公開書簡を発表したのは、映画「プラトーン」などで知られるオリバー・ストーン監督や、著名な哲学者でマサチューセッツ工科大学のノーム・チョムスキー名誉教授など70人以上の有識者。ストーン監督らは核兵器の廃絶を訴えており、書簡では、「被爆者の体験を聞くことは、核の廃絶に向けた決意を強くする貴重な贈り物だ」として、オバマ大統領に対し、広島で被爆者と面会するよう求めた。また書簡では、「残りの任期で核なき世界に向けて、より大胆な行動をとる時間は残されている」と訴えた。

 オバマ大統領は、27日に平和公園を訪れるが、被爆者と面会するかは明らかになっていない。